株式会社エレファンキューブ(本社:東京都新宿区、代表取締役:支倉常明)は、生成AIの台頭をはじめとする社会・テクノロジー環境の劇的な変化に伴い、企業理念を新しく刷新いたしました。
これに伴い、従来の「知識を提供する教材制作会社」という枠を超え、ユーザーが「自分で考える力」を身につけるための「思考の道具」を提供する企業へと、事業ドメインを拡張・進化させることをお知らせいたします。
1. 理念刷新の背景:AIによる「情報の賞味期限切れ」
これまで当社は、「学習とインターネットの融合により、新しい学びの価値を創造する」という旧理念のもと、インターネットの力で情報を民主化し、誰もが良質な学習コンテンツにアクセスできる世界を目指してeラーニングやデジタル教材を提供してまいりました。
しかし、生成AIの登場により、膨大な情報の中から必要なものを探し出し、要約し、わかりやすく提示するという作業は、一瞬で行われるようになりました。「知識をわかりやすくパッケージして届ける」という従来の教材価値が急速にコモディティ化していく中で、私たちは社会の「学び」のあり方が根本的なパラダイムシフトを迫られていると確信いたしました。
2. 人間に求められるのは「目的を達成するために考える力」
AIが情報の処理を担うこれからの時代において、人間が学ぶべきことは「正解」を探すことではありません。現実の複雑な文脈の中で「何を目指すのか(目的)」を自ら定義し、提示された選択肢から決断し、実行に移す力、すなわち「目的を達成するために、どうしたらよいか自分で考える力」です。
これからの教育・研修には、単なる知識の獲得ではなく、AIという強力なパートナーを指揮し、コラボレーションしながら新しい価値を生み出す「思考のプロセス」自体を鍛えることが求められます。
3. 従来の「教材制作」の枠を超えた新たな役割
こうした環境の変化と本質的な気づきを経て、エレファンキューブは自らの役割を再定義いたしました。
私たちは、単に知識を伝えるだけの「教材制作」にとどまらず、ユーザーが「自分で考える力」を身につけるための最適な「ツール」や「環境」を提供する企業へと進化します。
それは動画コンテンツや、思考を深めるワークシート、あるいはAIとの対話システムなど、手段や形にはこだわりません。時代に最適なテクノロジーを駆使し、人が自ら考え、行動するための「思考の道具」を創造し続けることが私たちの新たな使命です。
4. 新しい企業理念
「学びを再定義する。」
知識の獲得から、思考の自律へ。
私たちは、最適なツールと環境のデザインを通じて、人が目的を達成するための思考プロセスを育みます。
すべての学びを、自分の頭で考え、行動するための「推進力」に変えていくために。
エレファンキューブは新しい企業理念のもと、社内メンバー一人ひとりも「言われたことをやる」集団から脱却し、自律的に思考する組織へと進化を続けてまいります。「答えのない問い」に向き合うすべての人材・企業に向けて、これまでにない価値を提供していく当社の新たな挑戦に、どうぞご期待ください。