消費者支援協会には2026年9月、ThetaAI(シータAI)・Bodegv(ボデグ/bodebn.cc)に関連する投資トラブルについて相談が寄せられています。
相談では、Instagram、X、ThreadsなどのSNSやマッチングアプリをきっかけに相手と知り合い、DMでのやり取りからLINEへ移動。その後、投資や暗号資産の話を持ちかけられ、投資サイトやアプリを利用する流れが確認されています。
SNSからLINEへ移動し、投資の話へ
相談者からは、相手とのやり取りを重ねる中で、
・「私も投資で利益が出ている」
・「親族が投資関係の仕事をしている」
・「特別な情報を教えられる」
などと説明されたとの申告があります。
ビデオ通話やLINE通話、将来についての話などを重ね、相手を信用した後に投資へ進むケースも確認されています。
消費者支援協会では、こうした経緯からロマンス詐欺を疑う相談事例として注意を呼びかけています。
「アプリストアにあるから安全」とは限らない
ThetaAI・Bodegvに関する相談では、App StoreやGoogle Playなどからアプリをインストールしたことで「正規のサービスだと思った」とする声も寄せられています。
しかし、アプリストアからインストールできることだけで、投資サービスの運営主体や資金の安全性まで確認できるわけではありません。
SNSで知り合った人物から投資アプリを案内された場合には、アプリの入手先だけでなく、運営会社、案内されたURL、送金先なども確認することが重要です。
出金時に「税金」「手数料」を求められる相談
相談では、投資画面上で利益が出ているように表示された後、
「出金するには所得税が必要」
「手数料を先に支払わないと引き出せない」
などとして、さらに資金を求められたとの申告もあります。
すでに送金している場合でも、「追加で支払えば出金できる」との説明だけを根拠に、新たな送金を続けないことが重要です。
通信記録281件を調査 関連ドメインとの接続も確認
消費者支援協会では相談内容だけでなく、bodebn.ccを公開状態で読み込んだ際の通信記録やJavaScriptも調査しました。
HAR形式で取得した281件の通信記録を確認したところ、システム内部名として「Bodegv」が使用され、bodegj.com・bodegjp.comがDAppウォレット限定アクセス用ホストとして設定されていました。
さらに、bodegv.comへのリアルタイム通信も確認しています。
一方、SNSやLINEで相談者と接触した人物と、各サイト・アプリを最終的に管理する人物・法人との関係までは確認できていません。
すでに送金している場合は記録を保存
ThetaAI・Bodegvに限らず、SNSからLINEへ誘導され投資や暗号資産送金へ進んだ場合には、
・SNSのアカウントやDM
・LINEのトーク履歴
・投資サイトのURL
・利用したアプリ
・入出金画面
・暗号資産の送金先アドレス
・TxID
・追加請求のメッセージ
などを削除せず保存してください。
消費者支援協会では今後も、SNSやマッチングアプリを入口として信頼関係を築いた後、投資・暗号資産送金へ誘導する相談について調査・注意喚起を継続します。
詳しい調査結果
https://www.shoshishakyokai.org/thetaai-bodegv-bodebn-investment-trouble/
消費者支援協会 公式note
https://note.com/rupo_sagi/n/nae1e68896828