消費者トラブルに関する情報提供・相談支援を行う「アルクの杜」は、**Mizora Trade(MizoraTrade/mizoratrade.com)**について、運営会社、利用規約、金融庁の登録情報、海外当局の公表資料、日本向け電話番号、口コミ、公式サイト上の利用者評価などを調査し、記事を公開しました。
金融庁の登録一覧でMizora Tradeを確認できず
Mizora Tradeは、日本語サイトを公開し、日本向け電話番号として050-3094-8302を掲載しています。
一方、2026年7月31日現在の金融庁「金融商品取引業者」一覧では、Mizora Trade、Mizora Trade Ltdの名称を確認できませんでした。
ただし、金融庁が公開している無登録業者への警告一覧では、現時点でMizora Tradeを個別に名指しした警告は確認できていません。
「日本での登録を確認できないこと」と「金融庁から個別警告を受けていること」は分けて確認する必要があります。
Mizora Tradeが掲げるAOFAをコモロ中央銀行が警告
今回の調査で特に注目したのが、Mizora Tradeが規制根拠として掲げる**Anjouan Offshore Finance Authority(AOFA)**です。
Mizora Tradeは、AOFAのライセンスL16363/MTを持つ取引業者として表示しています。
ところがコモロ中央銀行は2025年12月10日の公式声明でAOFAを名指しし、金融機関への認可を発行すると称する組織について警告しています。
ただし、この公表資料でMizora Trade LtdやL16363/MTそのものが個別に名指しされているわけではありません。
そのため「Mizora Tradeのライセンスは偽物」と断定するのではなく、規制根拠として掲げているAOFA自体について公的警告が出ているという点を確認することが重要です。
Mizora Tradeの出金規約も確認
Mizora TradeのClient Agreementでは、出金は原則として入金時と同じ決済方法・送金元へ処理するとされています。
また、追加書類の提出を求めたり、指定された出金方法を拒否して別の方法を求めたりできる条項も確認できます。
もし「Mizora Tradeから出金できない」という状況になった場合は、単に出金できないという結果だけでなく、拒否理由や追加で要求された条件・支払い内容を記録することが重要です。
公式サイトの「利用者の声」にも確認点
Mizora Trade公式サイトには「Sarah Jenkins / Global Creative Studio」という利用者の推薦文が掲載されています。
しかしアルクの杜が確認したところ、氏名・会社名・文章がWebflow用テンプレート「Aeline」のデモページと一致していました。
そのため、この推薦文をMizora Tradeを実際に利用した人物による独立した口コミとして評価することはできません。
また、公式サイトには「4.6/5 Rated」と表示されていますが、今回確認した範囲では、その評価の外部根拠を確認できませんでした。
現在
「投資の電話がかかってきた」
「追加で入金するよう勧められている」
「出金できない」
「税金・保証金・手数料などを求められた」
といった状況にある場合は、新たな送金を急がず、電話番号、担当者とのやり取り、送金記録、取引画面、出金申請画面などを保存してください。
Mizora Trade(mizoratrade.com)の詳しい調査内容は、アルクの杜の記事で公開しています。
Mizora Trade詳細記事:
https://arukunomori-soudan.org/mizora-trade/
※本調査はMizora Tradeについて刑事上の「詐欺」と断定するものではありません。公式情報、公的機関の情報、口コミなどを区別して確認しています。