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2026.11.08 SUN
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Hillhouse・Liquidnetを名乗る投資勧誘は詐欺?メンター選考・偽装が疑われる取引サイトに注意

アルクの杜は、Hillhouse・Liquidnetを名乗る投資勧誘について注意喚起記事を公開しました。Xから投資グループへ誘導され、バリュー投資メンター選考への投票や暗号資産送金を案内された相談事例と、正規企業の注意喚起、約2,000万円の被害報道を紹介します。

配信元
アルクの杜 (法人)
Web
https://arukunomori-soudan.org/
カテゴリ
IT・テクノロジー
Hillhouse・Liquidnetを名乗る投資勧誘は詐欺?メンター選考・偽装が疑われる取引サイトに注意

消費者トラブルに関する情報提供・相談支援を行う「アルクの杜」は、実在する金融機関の名前を使用した、なりすましが疑われる投資勧誘について複数の情報を確認し、2026年11月2日に注意喚起記事を公開しました。

今回取り上げるのは、Hillhouse Investment(ヒルハウス・インベストメント)やLiquidnet(リクイドネット証券株式会社)を名乗る人物から、SNSや投資グループを通じて株式投資を勧められたという相談です。

相談者様の中には、X(旧Twitter)で投資情報を発信するアカウントとやり取りを始め、その後、投資グループへ案内された方がいます。

グループ内では、先生役を名乗る人物が株式投資や経済の見通しについて説明し、アシスタント役が取引サイトの操作や暗号資産(仮想通貨)の購入・送金方法を案内していたとのことです。

また、投資に参加する前に「2026年バリュー投資メンター選考」という企画に投票していたという相談もあります。

一方、2026年10月22日には、長崎県警の発表に基づき、ヒルハウスとLiquidnetを名乗る人物から勧誘された男性が、約2,000万円のSNS型投資詐欺被害に遭ったことが報じられています。

正規のHillhouse Investmentとリクイドネット証券株式会社は、実在する企業です。

本リリースは、これらの正規企業そのものが詐欺行為を行っていると指摘するものではありません。

【公開記事】
Hillhouse(app.hillhouseagency.com)・Liquidnetを名乗る勧誘は詐欺?菊田知裕・メンター選考と返金の可能性
https://arukunomori-soudan.org/hillhouse-liquidnet-impersonation-scam/

■Xの投資アカウントからグループチャットへ

アルクの杜に寄せられた相談では、Xで株式や経済に関する投稿をしているアカウントとの交流がきっかけになった方がいます。

その後、投資について情報交換するグループチャットへ案内され、先生役を名乗る人物から株式の考え方や今後の市場動向について説明を受けたとのことです。

今回の相談に登場した名前の一つが「菊田知裕」です。

相談者様によると、菊田知裕を名乗る人物が先生役として投資情報を発信し、参加者へ説明を行っていたとのことです。

また、「水野紗耶」を名乗るアシスタント役が、取引サイトの使い方や暗号資産の購入・送金手順について案内していたという報告もあります。

株式投資について学んでいるつもりでグループに参加し、長期間にわたって説明を受けるうちに、先生やアシスタントの案内を信用する場合があります。

しかし、投資に詳しそうな説明を受けたことや、操作方法を丁寧に教わったことだけで、送金先が正規の金融機関であるとは判断できません。

特に、株式購入を目的と説明されながら、別の暗号資産交換業者で仮想通貨を購入し、指定されたウォレットへ送金するよう案内された場合は、送金先や資金の使い道を確認する必要があります。

■「2026年バリュー投資メンター選考」で投票した相談

今回の相談では、実際の投資を始める前に、「2026年バリュー投資メンター選考」という企画への投票を案内された方もいます。

アルクの杜が調査したところ、次のドメインで、同じ名称の投票ページが確認されました。

・onlineanalystvoting.com
・onlineanalystvoting.net

ページには、投資の専門家を一般投資家の投票によって選ぶという趣旨の説明があり、候補者の名前、ランキング、得票数などが表示されていました。

また、相談者様から提供された画像には、金色のトロフィーとともに「2026年バリュー投資メンター選考」「優勝」「菊田 知裕」という表示がありました。

投票に参加していた人物が優勝したように見える画面であっても、それだけで本人の経歴や身元、選考の公正さを確認できるわけではありません。

アルクの杜が当時確認したドメイン登録情報では、2つの投票サイトは2026年7月6日に、約1秒の時間差で登録されていました。

また、投票用の公開データには「autoVotes(自動投票数)」という項目も確認されています。

ただし、この項目があることだけで、投票結果が不正に操作されたと断定することはできません。

現時点では、投票サイトの実際の運営者や、掲載された候補者本人が選考への参加を承諾していたかどうかまでは確認できていません。

なお、投票ページには「Amundi FinTech Voting Platform」という名称も使用されていました。

アムンディは実在する資産運用会社ですが、正規のアムンディ・ジャパンが今回の投票企画を主催・承認していたことは確認できていません。

同社は、会社名や役職員の名前、ロゴなどを無断使用した投資勧誘について、公式に注意を呼びかけています。

■Hillhouseを名乗る取引サイト「app.hillhouseagency.com」

今回の相談では、Hillhouseの名前を使用した取引サイトとして「app.hillhouseagency.com」が挙がっています。

正規のHillhouse Investmentの公式サイトは、hillhouseinvestment.comです。

相談に登場したapp.hillhouseagency.comとは異なるドメインです。

アルクの杜が当時確認したドメイン登録情報では、hillhouseagency.comは2026年8月4日に登録されていました。

ただし、ドメインが新しいことや、正規サイトと異なることだけで、不正なサイトと断定できるわけではありません。

重要なのは、正規のHillhouse Investmentが、そのサイトを運営または承認していることを確認できていない点です。

ヒルハウスの名前やロゴが表示されていても、グループ内で案内されたリンクをそのまま信用せず、正規企業が公表する公式サイトや連絡先から確認してください。

■Liquidnetを名乗る「機関口座」の勧誘にも注意

今回の相談では、Liquidnetの関係者を名乗る「岩田誠一」と、アシスタント役の「原田千紗」という名前も挙がっています。

リクイドネット証券株式会社は、関東財務局長(金商)第198号の登録を受けている、実在する証券会社です。

同社は公式サイトで、自社名やロゴなどを無断使用した投資勧誘について注意を呼びかけています。

その中で、個人のお客様を対象とする証券サービスや投資勧誘、投資セミナー、SNSを通じた投資勧誘を行っていないと明記しています。

また、SNSグループや第三者の投資勉強会を通じて「機関投資家向け口座を利用できる」「機関口座で取引できる」と案内することもないと説明しています。

正規の証券会社が存在することと、SNSでその名前を名乗る人物が正規の関係者であることは別です。

機関口座という言葉を使われたり、特別な株式取引ができると説明されたりしても、本人確認や契約先の確認をせずに送金しないことが大切です。

■長崎県警発表に基づく約2,000万円のSNS型投資詐欺報道

2026年10月22日、テレビ長崎は、長崎市の70代男性が約2,000万円のSNS型投資詐欺被害に遭ったと報じました。

長崎県警の発表に基づく報道によると、男性は同年7月中旬ごろ、LINE上の投資広告をきっかけに、ヒルハウスとLiquidnetを名乗る人物と連絡を取るようになりました。

報道に登場した名前は、ヒルハウスを名乗る「菊田智裕」「水野紗耶」、Liquidnetを名乗る「岩田誠一」「原田千紗」です。

男性は、機関口座なら有利に株式取引ができるなどと説明され、2社を名乗るアプリを利用したとのことです。

その後、2026年8月24日から10月2日までに17回、合計約2,000万円を銀行口座へ振り込み、出金できなくなったと報じられています。

ここで、2つの点を区別する必要があります。

第一に、アルクの杜への相談では「菊田知裕」という表記が使用されていましたが、報道に登場した名前は「菊田智裕」です。漢字が異なるため、同一人物であると確認したものではありません。

第二に、約2,000万円という金額は、報道された男性の被害額です。アルクの杜に相談した方の被害額ではありません。

企業名と複数の人物名が重なる点は重要ですが、同じアカウント、送金先、運営者が関与した事件であることまでは確認できていません。

■アプリに利益が表示されても追加送金は慎重に

取引アプリの画面に株式の保有数や利益が表示されていても、それだけで実際に証券市場で売買が成立していると確認できるわけではありません。

取引を扱う証券会社の正式名称、資金を預かる口座、約定記録、出金条件などを確認することが重要です。

また、出金時に税金、保証金、サービス料、違約金などの支払いを求められた場合にも注意してください。

こうした追加費用の請求が今回のすべての相談者様に確認されたわけではありませんが、金融庁が注意喚起するSNS型投資詐欺でも見られる手口です。

理由がはっきりしないまま追加で支払うことは避け、相手とのやり取りや取引履歴を保存してください。

■銀行振込・暗号資産送金と返金の可能性

すでにお金を支払った場合、返金や被害回復の可能性は支払方法、送金先、支払時期、資金の移動状況、残っている資料などによって異なります。

銀行振込で支払った場合は、振込先の金融機関へ早めに連絡し、事情を伝えてください。

口座に資金が残っている場合など、法律に基づく被害回復分配金の対象となる可能性があります。
ただし、必ず返金されるわけではありません。

銀行名、支店名、口座番号、受取人名義、振込日時、金額などの記録を保存してください。

暗号資産を購入して送金した場合は、利用した取引所、通貨の種類、送金日時、数量、受取アドレス、取引ID(TXID)が重要です。

BTCやETHなど、公開ブロックチェーンに送金記録が残る暗号資産では、送金後の移動状況を確認できる場合があります。

アルクの杜では、有志のボランティアの協力により、公開されている送金記録を確認できる範囲で無料で整理しています。

ただし、送金先のアドレスが分かっても、実際の受取人が特定できるとは限りません。

暗号資産の送金経路を確認できることと、被害金を実際に回収できることは別です。

■被害金の回収をうたう「二次被害」にも注意

投資や暗号資産に関するトラブルの後に

「暗号資産を追跡すれば必ず返金できる」
「海外取引所に資金が残っている」
「犯人を特定して被害金を回収できる」

などと説明され、高額な調査費用や着手金、手続費用を求められる場合があります。

弁護士事務所、司法書士事務所、探偵事務所、興信所、調査会社など、正規に活動する専門家や事業者への相談自体が問題ということではありません。

ただし、返金を保証する説明や、業務内容が分からないまま高額な契約を急がせる勧誘には注意してください。

依頼前に、事業者の資格、契約内容、費用総額、実際に対応できる範囲を確認することが大切です。

■アルクの杜では無料相談を受け付けています

アルクの杜では、Hillhouse・Liquidnetを名乗る投資勧誘について

「Xの投資アカウントからグループへ案内された」
「2026年バリュー投資メンター選考に投票した」
「菊田知裕先生や水野紗耶アシスタントの名前に心当たりがある」
「app.hillhouseagency.comを紹介された」
「Liquidnetの機関口座を案内された」
「銀行振込や暗号資産でお金を送った」
「出金できない、返金の可能性を知りたい」

といった相談を無料で受け付けています。

まだ追加投資をしていない方も、すでにお金を支払った方も、残っている資料から状況を整理できます。


詳しい相談事例、投票サイトの調査、正規企業の注意喚起との比較は、アルクの杜の公開記事で紹介しています。

【公開記事】
Hillhouse(app.hillhouseagency.com)・Liquidnetを名乗る勧誘は詐欺?菊田知裕・メンター選考と返金の可能性
https://arukunomori-soudan.org/hillhouse-liquidnet-impersonation-scam/

■アルクの杜について

アルクの杜は、SNS型投資トラブル、ロマンス詐欺、副業トラブル、暗号資産・仮想通貨に関するトラブルなどについて、注意喚起と情報提供、無料相談を行う情報・相談支援団体です。

公式サイト
https://arukunomori-soudan.org/


■参考資料

リクイドネット証券株式会社|当社名・ロゴ等を無断使用した投資勧誘等にご注意ください
https://www.liquidnet.com/liquidnet-jp-fraud-alert

Hillhouse Investment|正規公式サイト
https://www.hillhouseinvestment.com/

アムンディ・ジャパン|当社名や役職員を装った詐欺にご注意ください
https://www.amundi.co.jp/company/fraud

FNNプライムオンライン・テレビ長崎|2026年10月22日のSNS型投資詐欺被害報道
https://www.fnn.jp/articles/-/1138166

金融庁|SNS等で知り合った者からの投資勧誘にご注意ください
https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/sns.html

金融庁|振り込め詐欺等の被害にあわれた方へ
https://www.fsa.go.jp/policy/kyuusai/furikome/

※本リリースは、アルクの杜への相談者様からの情報提供、提供画像、公開サイトの調査結果、正規企業の公表情報、長崎県警発表に基づく報道を区別して作成しています。

正規のHillhouse Investment、リクイドネット証券株式会社、アムンディ・ジャパンが今回の不審な勧誘を行ったと指摘するものではありません。

よくある質問

Hillhouse・Liquidnetを名乗る投資勧誘は詐欺ですか?
正規のHillhouse Investmentとリクイドネット証券株式会社は実在する企業です。一方、アルクの杜には、これらの名前を使用した、なりすましが疑われる投資勧誘について相談が寄せられています。案内されたサイトや人物が正規企業と関係しているかは、公式サイトや正式な連絡先から確認してください。
「2026年バリュー投資メンター選考」は正規の投票企画ですか?
アルクの杜は、onlineanalystvoting.comとonlineanalystvoting.netに同じ名称の投票ページが存在することを確認しました。ただし、掲載人物が参加を承諾していたことや、実在する金融機関が企画を主催していたことは確認できていません。投票結果や優勝画像だけで投資先を信用しないよう注意してください。
app.hillhouseagency.comは正規のHillhouse Investmentのサイトですか?
正規のHillhouse Investmentの公式サイトはhillhouseinvestment.comです。相談に登場したapp.hillhouseagency.comとはドメインが異なり、正規企業が運営・承認していることは確認できていません。送金や個人情報の入力をする前に、正規企業が公表している連絡先から確認してください。
約2,000万円のSNS型投資詐欺報道は今回の相談と同じ事件ですか?
2026年10月22日の報道では、HillhouseとLiquidnetを名乗る人物が登場し、名前にも共通点があります。ただし、アルクの杜への相談では「菊田知裕」、報道では「菊田智裕」と表記が異なります。送金先やアカウントが同じだったことも確認できておらず、同一事件と断定することはできません。
被害金を「必ず取り戻せる」と勧誘された場合はどうすればよいですか?
「暗号資産を追跡すれば返金できる」「必ず被害金を回収できる」などと説明され、高額な費用を求められた場合は注意してください。弁護士・司法書士・探偵・調査会社などへの依頼を検討する際も、資格、契約内容、費用総額、実際に対応できる範囲を確認することが大切です。暗号資産の送金経路の確認と、被害金の回収は別です。

この記事について

本記事は配信元(アルクの杜)が投稿したプレスリリースを、リンクプレスが AI 自動審査を経て公開したものです。記事内容に関するお問い合わせは、各配信元までお願いいたします。